海の潮の満ち引きが全てを物語る
千年の時を経て離れ離れになった想いがようやく一つに導かれる
もうお互い離れることの無い想いを二人で永遠に確かめ合う
微かに見えた時の彼方に
夕暮れの夜がそっと近付く
いつか忘れ逝く永遠という絆
千年の時を得てようやく結ばれた絆も
儚く綻び辺り一面に消え去る
流され逝く流氷のように
海水に消え逝く微かといえる光影
大切なキミから消え去れなくてはならないサダメを受け今宵で夜更けの地から消え去る
懐かしさを垣間見る間も無く
言われなき罪状で捕われの身と化す
身体から地に返り逝く
桜が辺り一面に降り注ぐ雪のように
蓮の花が咲りゆいた
古代の頃より忌まわれる
避けられる
耐え難き呪いを全身に終始受け続け
今宵で最期のときに
終末の誘いを
終末に誘われる
血塗れの夜
血塗られる術
傷だらけの身体から
魂が消え失せた
来世に願うまだ見ぬ最愛のキミへ
振り返りし七夕の夜
微かに微笑む君の笑みに
いつしか張り詰めていた心も穏やかな心へと変わりえた
新たな夜に神々しい光の輪につつまれる
社に帰り行く永久の一時に永遠を誓い合う二人に
祝福の光が舞い降りる
きっと永遠に惹かれ合う二人で居続けるだろう
きっと永遠に素敵な日々を過ごせるだろう
7年前に観た回想が御霊のように駆け巡るから
架に消え逝く世界
辺り一面火ノ海に消え逝ける刃に被われた夜
懐かしみの狂気に消え逝いた
哀しみの夜更け
今宵で哀しみの漂う世界から
魂となり消え逝ける
いつかきっと再会出来るはずだった君にさえ会えない
もはや僅かに抱いていた期待は薄れ完全に消え逝けた
もはや永遠に訪れない
未来へ最期の期待を抱かせて
永遠に魂は消え逝く…
僅かに願う君と再び過ごせる日
微かに薄れ逝く生気を掲げながら
今日まで何とか生き長らえていた
それも今宵で終わりを迎える
いつかしか懐かしむあの頃に
静寂の時が訪れる
永遠の眠りが近いと
天より使者が参った
失われ逝く身体から…
そっと、魂を静かに取り出す
意識が徐々に薄れ逝く
僅かに宿る生気を纏う
今宵で今世との別れ
永遠に別れを告げる前に
一目でも君に会えたらと切に願う
初めて出会った時から
素敵だと思える大切な人
それが君だった…
海より帰りし頃
海辺と君と結ばれた
そっと…抱き寄せる
永遠の時を過ごせるかのように
君を失うその時
悲しみの舞う木の葉の
散り逝く姿に気が付いた
生気はもはや薄れ逝き
雪解けの夜を最後に
自らの姿を消す
為す術さえない
この世の術
無きに在らずの畝乱れの夜
嘆き悲しむ姿さえ
架今見せず
架の社に囚われる
辺り一面の静寂に実を包まれる
安らぎの時さえ感じさせぬ
永久の呪縛に身を縛られる
悲しみを人に見せない何かを
感じ取る避けられぬさだめ
刃に刻まれる生死の境
地の果てに彷徨う救われない魂
魂となって駆け巡る
死への誘い
今宵君と永遠の別れとなった地で
まだ早い生涯を終える
君のいない世界にひたすらい続けても
何も変わらない
このままでは悲しすぎるから…
今宵で全てを終えたいから
消えたいから…
懐かしみさえ消える各月の夜
明日に消え失せる辺り一面の暗闇の夜
壊れ逝く夜に
術すべの無い哀しき夜に
壊れ逝く世界に
光り差さぬ暗闇の世界
絶望に浸たる
意識の無い一時
安らげぬ夜に
姿を消す刃塗れの血まみれの身体
身体に刻まれる傷
幾つかの呪いと
呪縛をこの身体に焼き付けられて
刃に消え逝く精神と時
傷付き傷付けられる身体と精神
次第に病んでいく精神と身体
明日に迫る最期の時
待ち続けるあの時に戻れる時
その時にさえ戻れたら…
この荒んだ世界から消えてしまっても構わないから…
死辺(しへん)に
近い地で
最後の時の訪れが
近づいて
切り刻まれた
淡い希望の欠片
全てを消し去る狂気
という時の流れに
消え行く全ての想い
消え行く救いのすべ
消え行く全ての残影
邪気狂気魑魅魍魎
地獄死海
不快死辺彷徨遠灰
闇夜帰依
戦場行先見無意識
苛蓮殺戮
海辺潜続気付惨禍
流沿清濁
消え行け
全ての呪われた地
消え行け
絶望に満ちた世界
消え行け
全ての救われぬ夢
海辺に近い地で
戦場に
多数の死人
(しにびと)が
押し寄せて、
戦いに敗れた者達の
亡骸を葬り去り
消え去り行く
生者の嘆き
消え去り行く
死への誘い
消え去り行く
生への期待
淡いひとときを
過ごして
もはや何もかもが
消え去り
行く時の流れに
もう何も
期待できない
全てはあの時から
理解できたはず
死への誘いはずっと
前から気付いていた
嘆きさえ叫べずに
ただ滅びを
待ち続けて
数年前から
表情さえ失い
木の葉が舞う
神秘な大地に誘われ
君の幻影を垣間見て
微笑んでくれた君を
抱きしめようと
不思議な気配のする
木々に近づいて
そっと君に囁いた
激しさを増す
この大地に
潜みかけた雨風に
惨禍を解き放たれ
彷徨う二人を導く
光に途切れ途切れに
残影が
浮かびかけていて
激しい風に導かれて
君のいるあの場所に
行けたらそっと
君を抱きしめて
いつか二人で
過ごせたらと
あの場所への想いを
確かめて
朝焼けに気づいた
淡い想いに導かれた
二人に木々の精霊が
囁いてきて
夕焼けになる前に
あの時の想いを
確かめに
君のいる場所に
行きたいと
願っていた
辛い想いを
解き放てと
木々の精霊が囁いて
しばしのときを
木々の近くの場所で
過ごして
途切れ途切れに
伝わる君への想いを
確かめていて
激しい風に導かれて
君のいる場所に
行きたいと願い
木々の精霊に
囁かれた道を
ただひたすら進み
君のいる場所に
辿り着けて
激しい風から解き
放たれてふと
君のことを意識して
気が付けば
君が近くにいた
初めて出会った
場所で君をそっと
抱きしめて